スズキ鈴木会長、ユーロ安に「強い危機意識」

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北京モーターショー10のスズキブース
北京モーターショー10のスズキブース 全 2 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長は10日の決算発表の席上、ギリシャの財政危機による急激な円高ユーロ安について「これ以上ユーロ安になると採算が合わない。世界全体の経済問題であり危機意識をもっている」と述べた。

画像2枚:北京モーターショーのスズキブース

鈴木会長は同社の事業構造で米国のウェートが低いこともあり「ユーロ変動の影響は他社より大きい」と懸念を表明。今期の業績予想も「非常に立てづらくなった」と語った。

今期の想定為替レートは1ユーロ=115円と、先週までに決算発表した同業他社より円高水準に置いた。他の通貨も合わせた今期業績への為替変動影響は240億円の減益要因を織り込んでいる。

《池原照雄》

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