ジャガー、ミッレミリアに27台体制で参戦

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ミッレミリア参戦
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ジャガーカーズは6 - 9日、イタリアで開催された「ミッレミリア2010」に、27台体制でエントリーした。創業75周年に当たる今年、例年以上の力の入れようだ。

ミッレミリアは、1927年に始まったイタリアの伝統的公道レース。北部のブレシアを起点にローマへ南下し、再び北上して、ブレシアでゴールする。総走行距離が1000マイル(約1600km)であることから、ミッレミリアと呼ばれる。

ミッレミリアは1957年に起きた大事故により、レース開催が中止されたが、1977年に復活。現在はクラシックカーが往年の姿のまま元気に出走するレースとして、人気を集めている。

ジャガーは今年、27台ものクラシックシャガーで参加。中でも注目を浴びたのは、1950年式『XK120』の「オープン2シーター」だ。このXK120は、1950 - 1951年のアルピーヌラリー、1951年のRACラリーを制した1台。1950年には、まだ若かりしスターリング・モスがドライブしたモデルである。

1953年式『Cタイプ』もエントリー。Cタイプは1951年、ジャガーにルマン24時間耐久レース初勝利をもたらしたモデルだ。1953年のルマンでは1、2、4位という快挙を成し遂げた。

1956年式『Dタイプ』の「ロングノーズ」は、ランス12時間耐久で優勝したマシン。このシャシーナンバー393は、オリジナル状態を保った貴重な1台として知られる。

このほか、トータル27台のクラシックジャガーが出走。創業100周年で気合の入るアルファロメオの地元、イタリアで、その存在感をアピールした。

《森脇稔》

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