9日午前9時55分ごろ、石川県金沢市内の県道を走行中の軽乗用車が蛇行を繰り返した後に対向車と接触。その後、自車線で路上駐車していたトラックに追突した。運転していた81歳の男性は死亡。疾病原因で意識を失ったとみられる。
石川県警・金沢中署によると、軽乗用車は事故直前まで第1車線を走行していたが、ふらふらとした挙動で蛇行を開始。第2車線を越え、対向車線に進入した直後に対向車と接触。軽乗用車は接触の反動で自車線に戻ったが、今度は道路左側の路肩に駐車していた普通トラックに追突して中破し、ようやく停止した。
運転していた同市内に在住する81歳の男性は意識を失った状態で近くの病院に収容されたが、事故から約3時間後に死亡。接触した対向車を運転していた55歳の女性にケガはなかった。
現場は金沢市石引1丁目(N36.33.5.2/E136.40.28.6)付近の県道で、現場は片側2車線の直線区間。死亡した男性には目立つ外傷が無かったことから、警察では運転中に疾病原因で意識を失ったものとみて、さらに調べを続けている。