日産志賀COO「10年度は“技術の日産”を印象づける年に」

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志賀俊之COO(09年度決算会見)
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日産自動車の志賀俊之COOは12日、カルロス・ゴーン社長の挨拶のあと、2011年3月期の見通しについての説明を行った。そのなかで今年度の販売台数について、「グローバルな全体需要6600万台を前提に、前年度比8%増の380万台と過去最高を見込んでいる」と述べた。

そのために、グローバルで10車種の新型車を投入する。例えば、日本では『ジューク』『エルグランド』のほか、新型ミニバンと新型軽自動車を投入する。一方、海外については、中東湾岸諸国とロシアにインフィニティ『QX』を、米国には商用バンのNVシリーズとコンバーチブル・クロスオーバー、新型『クエスト』を発売する。そのほか、グローバル・コンパクト・カーシリーズ第2弾の手頃な価格のセダンも投入する予定だ。

また、新技術もいろいろと盛り込んでいく計画で、「2010年度は15件を超える新技術を商品化する」(志賀COO)という。その一つが低炭素、低排出ガス技術の総称である「ピュア・ドライブ」で、それを従来のガソリン車に適用していく。また、小型車を皮切りに、アイドルストップ機能の適用を拡大していく。

「数々の革新技術と商品を投入することで、2010年度は“技術の日産”を強く印象づける年になる」と志賀COOは力強く語っていた。

《山田清志》

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