ジープ グランドチェロキー 新型、米国価格を発表

自動車 ニューモデル 新型車
グランドチェロキー(写真はニューヨークモーターショー09)
グランドチェロキー(写真はニューヨークモーターショー09) 全 4 枚 拡大写真

クライスラーグループは11日、ジープブランドの新型『グランドチェロキー』の米国内販売価格を発表した。

4代目となる2011年型グランドチェロキーの本国アメリカでの発売は6月。従来モデル通り左右ハンドルモデルやディーゼルエンジンを用意し、日本を含むグローバル展開を予定しているが、現時点では米国外での発売時期/価格はアナウンスされていない。

新型グランドチェロキーには「ラレード」「リミテッド」「オーバーランド」の3種類のグレードが用意され、価格は「ラレード」4×4が3万2995ドル、「リミテッド」4×4が3万9995ドル、「オーバーランド」4×4が4万2995ドルと、夫々従来モデル比較で300 - 500ドル程安くなっている。新型は内外装を一新され、居住性も大きく向上、後席のレッグルームは4インチ拡大され、カーゴエリアも15%広くなっている。

ベースグレードとなる「ラレード」4x4モデルには「クアドラ・トラックI」フルライム4x4システム、キーレスエントリー、8ウェイパワーシート(運転席)、革巻きステアリングホイール、「SIRIUS」衛星ラジオ付きオーディオ、17インチアルミホイール等が標準装備。中間グレードの「リミテッド」4×4モデルには副変速機付きの「クアドラ・トラック II」フルタイム4×4システムに「セレック・テレイン」、前後ヒーター付きのレザーシート、HIDヘッドランプ、デュアル・パネル・パノラミック・サンルーフ、「パークビュー」パークアシストシステム、オートAC、18インチアルミとガーミン社製ナビが加わり、最上級モデルの「オーバーランド」4×4はさらに「クアドラ・リフト」エアサスペンション、シートヒーター付きナッパレザーインテリア、ヒーター付きウッド/レザー・ステアリング、電動テールゲート20インチアルミ等を装備する。

北米市場に用意されるのは2種類のガソリンエンジンで、全車に標準搭載されるのは新開発の3.6リットル「ペンタスター」V6エンジン。290hpの馬力でありながら燃費は従来比で11%向上。航続距離はフルタンクで500マイル以上を誇る。オプションで360hpを発揮する5.7リットル「HEMI」V8エンジンの選択も可能だ。駆動方式は後輪駆動ベースの4×2と4×4の2チョイスで、トランスミッションはどちらも5速AT。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る