10日午前10時30分ごろ、山梨県北杜市内の国道141号を走行中の大型トレーラーが路外に逸脱。道路左側のガードレールを突き破って旧道に転落する事故が起きた。この事故で運転していた男性が車外に投げ出され、まもなく死亡している。
山梨県警・北杜署によると、トレーラーは約3m下まで転落。運転席部分は衝突による衝撃と、後方から降り注いだ積荷の鉄くずの直撃を受けて大破。運転していた50-60歳代とみられる男性は車外に投げ出されて全身を強打し、まもなく死亡が確認された。
現場は北杜市高根町清里(N35.52.30.5/E138.26.34.4)付近の国道141号で、片側1車線の直線区間。トレーラーの進行方向に向けて急な下り坂となっている。警察ではブレーキが効かなくなり、前方の急カーブを曲がりきれずに路外に逸脱した可能性が高いとみて、さらに調べを進めるとともに、死亡した運転者の身元調べを急いでいる。