宮城県警は11日、栃木県足利市内に在住する68歳の男を道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。今年3月に宮城県栗原市内の東北自動車道でスピード違反の取り締まりを受けた際、同乗していた妻を残し、現場から徒歩で逃げ出していたという。
宮城県警・高速隊によると、逮捕された男は2010年3月7日の午前10時ごろ、栗原市築館(N38.43.24.5/E141.2.13.8)付近の東北自動車道で乗用車を無免許で運転。さらに約35km/hの速度超過走行を行った疑いがもたれている。
同隊の隊員がクルマを抑止し、運転していた男から事情を聞こうとしたところ、男は同乗していた妻を車内に残し、フェンスを乗り越えて路外に逃走。そのまま行方がわからなくなっていた。
その後の調べで、男は過去に無免許運転で3回の逮捕歴があることが判明。自宅の張り込みをしていたところ、男の帰宅を確認したことから、11日に男を道交法違反容疑で逮捕した。違反当日に運転していたクルマは妻の名義だったことから、警察は妻についても犯人隠避や無免許運転幇助容疑で事情を聞く方針だ。