路肩の2人をはねる 運転の80歳は「まったく見えなかった」

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13日午前11時50分ごろ、秋田県横手市内の市道を走行していた軽ワゴン車が、路肩で立ち話をしていた男性2人を次々にはねる事故が起きた。この事故で2人は死傷。警察はクルマを運転していた80歳の男を現行犯逮捕している。

秋田県警・横手署によると、路外に逸脱した軽ワゴン車は、道路左側の路肩で立ち話をしていた羽後町内に在住する62歳の男性を直撃。男性は数メートル弾き飛ばされ、近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。近くにいた横手市内に在住する35歳の男性も腰を打撲する軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する80歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は横手市赤坂中山(N39.17.55.5/E140.32.13.2)付近の市道で、車線区別の無い幅員約6mの直線区間。調べに対して男は「2人がいることに気がつかなかった」、「突然現れた、まったく見えなかった」などと供述しているようだ。警察は高齢化で男の視野が狭くなっていた可能性もあるとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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