新日鉄、メキシコで溶融亜鉛メッキ鋼板を生産へ

自動車 ビジネス 企業動向

新日本製鐵は、ルクセンブルクに本社のあるテルニウムとメキシコで、自動車向け溶融亜鉛メッキ鋼板を合弁生産することで合意した。

両社は今後、契約文書の作成、デューディリジェンス、事業性評価などの合意を経て、政府認可・社内承認を条件に、法的拘束力のある正式契約を締結する。

日系自動車メーカーを含め、自動車メーカー各社はメキシコで自動車生産能力を増強する見通し。新日鉄はこれら自動車メーカーの現地調達要請に対応する。

両社は3億5000万ドル程度を投資して最新鋭設備の溶融亜鉛メッキラインをメキシコ・モンテレー市郊外に建設する計画。合弁会社は、自動車用外板・高張力鋼板を含む高級合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する予定。生産能力は、年産約40万t。

メキシコの自動車市場は、中南米経済の発展もあって今後も成長する見込み。テルニウムにとっても重要なマーケットとなっている。両社は、合弁生産することで、新興市場への進出リスクを分散する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る