今年で第19回目を迎える自動車技術展、「人とクルマのテクノロジー展2010」が、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜・展示ホールで始まった。19日から21日まで3日間開催される。
今年の展示会は365社が参加し、展示スペースは2万平方mと、昨年を上回る規模での開催となった。主役は電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HV)を中心としたエコカーで、メーカーだけでなく材料や部品、実験に関わる企業までが、環境にテーマを絞った展示を行う。
主催者特別企画としては、「低炭素社会の実現に向けて - 街に走り出すエコカー -」のテーマのもと、電気自動車やハイブリッドカー、燃料電池自動車、水素自動車などによる公道走行の同乗・運転体験会を実施するほか、近未来のエコカー技術、それによって変貌を遂げようとする社会についての各種展示が行われている。
また20日には特別フォーラム「低炭素社会への各社展望 - 街に走り出すエコカー -」というテーマで、各メーカーの技術部門トップによる講演とパネルディスカッションが行われるほか、各種フォーラム、セミナー、新製品・新技術紹介などが開催される予定になっている。
会場で参加登録を行えば入場は無料。開催時間は3日間とも10時から17時までとなっている。