衝突試験向け高速度撮影用LED照明、岩崎電気が開発

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車室内高速度撮影用LED照明ユニット
車室内高速度撮影用LED照明ユニット 全 1 枚 拡大写真

岩崎電気は19日、自動車の衝突試験時の高速度撮影向けの「車室内高速度撮影用LED照明ユニット」を開発、8月から発売すると発表した。

今回開発したLED照明ユニットは、車載可能な手のひらサイズで1秒間に500 - 1000以上のコマ数を撮影し映像を分析する高速度撮影用。撮影に必要な高照度が得られ、周波数などによる明るさの変動のない直流電源のLED。瞬時点灯も可能で、熱照射が少ないため、対象物への熱損傷も軽減される。

自動車の衝突試験では、衝撃による変化を高速度撮影で記録している。撮影の際の明るさを確保するため、通常は50Hz/60Hzの状態で撮影するものの、コマごとに明るさの明減が発生していた。

また、今回開発したLED照明ユニットは、80×40×90mmと小型なため、運転席付近の状況やエンジンルーム内など、限られたスペースでも設置することが可能。

2011年度の年間販売目標は500台。

《レスポンス編集部》

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