飲酒運転で当て逃げ、同乗していた警官を逮捕

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酒気帯び状態の友人が運転するクルマに同乗し、当て逃げ事故を起こした際に現場から逃走していたとして、長崎県警は16日、浦上署の地域課に所属する20歳の巡査を道路交通法違反(飲酒運転車同乗)容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

長崎県警・監察課によると、この巡査は15日の午前1時30分ごろ、長崎県諫早市八坂町付近で、酒気帯び状態だった20歳の男が運転する乗用車に同乗。この男が駐車場内で当て逃げ事故を起こした後に現場から逃走した疑いがもたれている。

運転していた男は巡査の中学時代の同級生。この日は別の友人の男と3人で諫早市内の飲食店で酒を飲んでいた。帰宅するためにクルマに乗り込んだ直後、駐車場内にいた軽乗用車と接触したとみられる。

運転していた男は道交法違反(酒気帯び運転、当て逃げ)容疑で逮捕されたが、この男の供述から巡査が同乗していたことが判明。警察は巡査からも事情を聞いていたが、「警官なのでまずいと思って逃げた」などと供述したことから、16日夜に逮捕している。

巡査は15日は通常勤務。同日午後に運転していた男が「巡査も乗っていた」と供述し、夕方から事情を聞いていた。しかし、この際は簡単な事実確認に留まり、一旦帰宅させていた。

警察では「事実確認に手間取った」などと説明している。

《石田真一》

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