【人とくるまのテクノロジー展10】こんなところも LFA
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テスト走行のロガーデータを使い、メーターをデモ展示しているのである。メーター自体はTFT液晶の楕円型で、タコメーターのベゼルが左右に可動する。まるで2枚の液晶が重なって配置されているように見えるが、1枚の液晶上で表示を動かすことでそう見せているのだと言う。
タコメーターは白いサークルがエンジンの状況によってグリーンやレッドに全体が代わり、シフトなどを促すらしい。それにしても排気音やエンジン音に合わせて踊るタコメーターの針の動きの鋭さがスゴイ。一瞬、レッドゾーンに飛び込む針の動きに、見る人の目も釘付けに。
先の東京モーターショーでも展示されていたレース用の試作クランクもあったし、青山製作所はインテリアの飾りボルトなどをディスプレイ。神戸製鋼は高耐熱チタン合金を開発、LFAに採用されたことをアピールしていた。
予約受付から、アッと言う間に完売になってしまった、すでに伝説をもつスーパーカー、LFA。そのメカニズム1つ1つも、実に魅力的であることを、この展示会でも教えられた。
《高根英幸》