川島織物3月期決算…赤字が拡大 住宅向け・自動車向け不振

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川島織物セルコンが発表した2010年3月期の連結決算は、営業損益が10億円の赤字となった。前年同期よりも赤字幅が4億円増加して収益が悪化した。

売上高は前年同期比23.0%減の563億3600万円と大幅減収となった。住宅市場の低迷や官公庁・民間設備投資の減少など、インテリアファブリック事業が低迷したのに加え、年度前半に世界的な自動車需要の減少による影響を強く受けた。

収益では、大幅な減収の影響で経常赤字は13億0700万円と赤字幅が拡大した。最終損益は14億5400万円だった。

今期の業績見通しは、売上高が同22.8%減の435億円と大幅減収となる見込みだが、営業利益が6億5000万円と黒字転換する見込み。経常利益3億円、最終利益3億円を見込む。

《レスポンス編集部》

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