ホンダ シビック 次期型、発売1年延期か

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シビック(現行型)
シビック(現行型) 全 1 枚 拡大写真

ホンダが今秋にモデルチェンジのタイミングを迎える『シビック』。米国の複数のメディアは、「発売が1年延期となるようだ」と伝えた。

現行シビックは2005年秋に登場。米国では4ドアセダンと2ドアクーペの2ボディが用意されている。日本では、『フィット』や『フリード』などのコンパクトカーやミニバンが販売の主流となり、シビックのセールスにかつての勢いはないが、米国では『アコード』と並ぶホンダの主力車種。シビックは2009年、年間25万9722台を販売し、ホンダの米販売の約4分の1を占めた。

次期シビックは、モデルチェンジのタイミングからすれば、今秋デビューするはずだった。ところが、米国ホンダのジョン・メンデル上級副社長は、米国メディアの取材に対して、「市場の変化と、米国で厳しさを増す燃費規制が、次期シビックの開発に大きな影響を与えている」と、発売延期を示唆したのだ。

関係者によると、次期シビックは現行型よりもボディをひと回り大型化する方向で開発が進んでいたという。ところが、米国では小型車シフトが急激に強まったため、ホンダは昨年秋、次期シビックに関して、ボディサイズを含む商品内容の大幅見直しを決断したというのだ。

米国の複数のメディアは、「次期シビックは予定よりも1年遅れて、2011年秋に登場の見込み」と報道。米国ホンダにとって、シビックは失敗の許されない車種だけに、入念な練り直しが行われていると見ていいだろう。

《森脇稔》

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