ダイムラーがメルセデスベンツをベースに開発中の自動運転化技術。そのデモンストレーション映像が、動画共有サイトで公開されている。
この技術は、新車開発のテスト段階での利用が目的。緊急回避テストなど、車両に技術者やテストドライバーが乗って行うテストは、リスクが大きい。ダイムラーはそのリスクをなくすため、無人状態でテストが行える自動運転化技術を実用化しようというわけだ。
ダイムラーが公開したデモンストレーションでは、現行『Sクラス』や先代『Eクラス』が登場。最新のGPSや無線システムを使い、無人走行を可能にしている。
同様の試みは、GM、フォルクスワーゲン、アウディなどのメーカーも実施。自動運転のメルセデスベンツが、さまざまなテストを行う映像は、動画共有サイトで見ることができる。