コルベット にワンオフモデル…ルマン参戦第1号車をイメージ
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コルベットは1960年、ルマン24時間レースに初参戦。カニンガムレーシングが、2台のコルベットを出走させた。2台のうち、3号車に乗るジョン・フィッチ選手とボブ・グロスマン選手が、総合8位、クラス1位でフィニッシュ。コルベットのパフォーマンスを世界に知らしめた瞬間だった。
それから50年後の2010年、GMはルマン参戦50周年を記念して、コルベットのワンオフモデルを製作。7.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン(505ps)を搭載する「Z06」グレードをベースに、50年前のマシンと同じカラーリングを採用した。
まぶしいホワイトのボディカラーに、ブルーのストライプは50年前を知るファンには、懐かしい組み合わせ。ゼッケンナンバー3も添えられ、かつての栄光が再現された。
GMは22日、米国カリフォルニア州ラグナセカで開催されるALMS(アメリカン・ルマン・シリーズ)に合わせて、記念式典を実施。ジョン・フィッチ氏やボブ・グロスマン氏を招いて、このスペシャルモデルを披露する予定だ。ちなみにこのワンオフモデル、チャリティオークションに出品されるという。
《森脇稔》