菊池プレスと高尾金属が合併 サプライヤーにもグローバル化の波

自動車 ビジネス 企業動向

菊池プレス工業は24日、高尾金属工業と2011年4月1日付けで合併することで最終合意したと発表した。両社はともにホンダを得意先とする自動車部品メーカーで、今年3月31日付で合併することで基本合意していた。

自動車需要が新興市場にシフトするなど、部品メーカーのグローバル展開が大きな課題となる中で、両社は合併することで、経営効率の向上とグローバルな相互補完体制を確立する。また、コスト競争力を強化するため、これまで蓄積してきた製品開発力、技術、ノウハウなどでもシナジー効果を追求し、開発、生産、供給の効率と質の向上を図り、業容拡大と企業競争力の強化を目指す。

合併は菊池プレスが存続会社となって高尾金属は解散する。菊池プレスは社名を「ジーテクト」に変更する。合併比率は高尾金属の普通株式1株に対して菊池プレスの株式32.896株を割り当てる。社長には、菊池プレスの菊池俊嗣社長が就任する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る