菊池プレスと高尾金属が合併 サプライヤーにもグローバル化の波

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菊池プレス工業は24日、高尾金属工業と2011年4月1日付けで合併することで最終合意したと発表した。両社はともにホンダを得意先とする自動車部品メーカーで、今年3月31日付で合併することで基本合意していた。

自動車需要が新興市場にシフトするなど、部品メーカーのグローバル展開が大きな課題となる中で、両社は合併することで、経営効率の向上とグローバルな相互補完体制を確立する。また、コスト競争力を強化するため、これまで蓄積してきた製品開発力、技術、ノウハウなどでもシナジー効果を追求し、開発、生産、供給の効率と質の向上を図り、業容拡大と企業競争力の強化を目指す。

合併は菊池プレスが存続会社となって高尾金属は解散する。菊池プレスは社名を「ジーテクト」に変更する。合併比率は高尾金属の普通株式1株に対して菊池プレスの株式32.896株を割り当てる。社長には、菊池プレスの菊池俊嗣社長が就任する。

《レスポンス編集部》

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