JVCケンウッドの中期戦略、カーエレ集中で3年後に純利益45億円

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JVCケンウッドホールディングスは28日、2011年3月期から2013年3月期までの中期経営計画を策定した。

日本ビクターとケンウッドの経営統合後、事業構造改革アクションプランとしてリストラを実行してきたが、前期に営業黒字化するなど、効果があがっている。ただ、経営環境は厳しくなっており、現在の売上げ規模に見合った事業基盤を再構築し、「構造改革」から「成長」に移行するためには、もう一歩踏み込んだ施策が不可欠と判断、新しいアクションプランに取り組む。

両社はこれまで、カーエレクトロニクスやホームオーディオなどで統合効果の最大化を図ってきたが、今後はグループ経営の最適化、非共通事業での統合運営によるシナジーの追求なども推進する。

新しいアクションプランでは、全事業の黒字化、2011年3月期の経常黒字化を達成後、2012年3月期以降は年間100億円の損益改善を見込んでおり、最終年度の2013年3月期に売上高4500億円、営業利益145億円、純利益45億円を目指す。

不採算事業ではディスプレイ事業は外部委託生産によるビジネスモデルの転換を図るほか、他社との連携を含むパートナーシップを推進する。カムコーダー分野では国内生産を終了して海外生産への移管、外部委託生産に再編する。ビジネス・ソリューション分野ではケンウッドの業務用無線機器分野との統合運営する。

また、グローバル運営体制に再構築、本社や生産体制、販売体制の再編、遊休スペースで生じる資産の売却を進める。

人員体制も見直し、グループ全体で1000数百人程度の人員を再配置、グループ外転出、削減する。

中期戦略としてカーエレクトロニクス事業と業務用システム事業に経営資源を集中、両事業の合計売上構成比を経営統合時の40%から60%以上に拡大、営業利益130億円を目指す。このため、インド、中国などの新興市場でも積極的に開拓していく。

《レスポンス編集部》

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