【プジョー 3008 日本発表】初のクロスオーバーを発売

自動車 ニューモデル 新型車
3008プレミアム
3008プレミアム 全 3 枚 拡大写真

プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョー初のクロスオーバーである『3008』を6月1日から発売した。

【画像全3枚】

新型車の外観は、フロントマスクのプジョーエンブレムの下に設けられた大きなエアインテークと、その内側を縦横に走るクロームインサートが特徴。フロアの下にはステンレス製アンダーガードを標準装備し、オフロードでのダイナミックな走破性をアピールする。大きく張り出した前後のフェンダーも、クロスオーバーとしての力強さとユニークなキャラクターを表現した。

リアデザインは、ブーメラン形のテールライトランプと、アンダーガードが印象的。テールライトランプは、すっきりとした造形美を意識し、フロアの下側に回り込むように装備されたステンレス製アンダーガードは、フロントアンダーガードと反復するような形で装着されている。

広い室内空間を確保した新型車は、『308』ハッチバックに比べ15mm広い全幅を最大限に活用し、室内幅とシート幅を拡大した。特に前席の室内幅は308ハッチバックの1490mmに対して新型は1565mmとした。シート座面から天井まで、フロントシートで1100mm、リアシートで1050mmを確保した。ルーフ部分は、最大幅1202mm、前後長1382mmの大型のパノラミックガラスルーフを標準装備する。

ラゲッジルームも充分な広さを確保した。リアシートを立てた状態でも432リットルの容量を持つトランクルームは、6:4分割可倒式リアシートを折りたたむことで1241リットルへと拡大する。リアシートは、専用スイッチの操作でワンタッチでシートバックを折りたたむことが可能で、同時に座面が沈み込みフルフラットなフロアにできる独自の機構を採用する。

プジョー初のクロスオーバーとして「ダイナミック・ロールコントロール」を採用する。このシステムはセンターモジュールと呼ばれるパーツを介して、左右のリアショックアブソーバーを油圧的に連結、左右逆相となるロール時には減衰力が高まり、左右同相となるバンプ・リバウンド時には減衰力が抑えられ、高いロードホールディングとしなやかな乗り心地を両立する。

パワートレインは、1.6リットル・ダイレクトインジェクション・ツインスクロールターボ付きDOHC16バルブエンジンを搭載する。最高出力156PS/6000rpm、最大トルク24.5kgm/1400 - 3500rpmを発揮するこのエンジンは、100rpmからターボ過給が始まり、1400rpm時には最大トルクに達する。革新的なツインスクロールターボチャージャーと高圧直噴システムにより、自然吸気の2.0リットルエンジンを超える動力性能を持ちながら燃費性能も高く、加えてヨーロッパの排出ガス規制新基準ユーロ5をクリアしている。エンジンに組み合わされるトランスミッションは「308CC」に搭載されている最新型の6速オートマチックトランスミッションとなる。

価格は3008プレミアムが339万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る