フォード米国新車販売、6か月連続の2割増…5月実績

自動車 ビジネス 企業動向
フォード・フュージョン
フォード・フュージョン 全 5 枚 拡大写真

フォードモーターは2日、5月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は19万2253台で、前年同月比は23.3%増。8か月連続で前年実績をクリアすると同時に、20%以上の増加率が6か月続いている。

ブランド別では、「フォード」が前年同月比27.9%増の17万5370台、「リンカーン」が9.5%減の7755台、廃止が決まった「マーキュリー」が10.7%減の9128台だった。

フォードブランドの乗用車系では、『フュージョン』が前年同月比13.1%増の2万2381台をセールス。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、12.6%増の1万6931台と好調だ。エンジンを一新した『マスタング』は16%増の1万0225台、『トーラス』は98.2%増の6466台と売れている。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比49.4%増の4万9858台を販売。『エスケープ』は17.2%増の1万9203台、『エッジ』は42.6%増の1万3660台、『エクスプローラー』は6.8%増の5677台を売り上げた。

マーキュリーブランドでは、エスケープの兄弟車の『マリナー』が、前年同月比22.4%増の3191台、リンカーンブランドでは『MKS』が、17.6%増の1554台と好調だった。

フォードは今年第3四半期(7 - 9月)、前年同期比16%増の57万台を生産する計画。フォードのKen Czubay副社長は、「燃費や品質の面で、フォード車を選ぶユーザーが増えている」と、増産に踏み切る理由を説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る