BMW 1シリーズ に「M」計画

自動車 ニューモデル 新型車
現行1シリーズクーペ(コンセプトモデルのtii)
現行1シリーズクーペ(コンセプトモデルのtii) 全 3 枚 拡大写真

BMWの高性能シリーズ、M。その開発拠点のBMW M社が、『1シリーズ』にMモデルの投入を計画していることを明らかにした。

これは、ドイツのメディアの取材に対して、BMW M社のケイ・セグラー常務が明らかにしたもの。同氏はインタビューの中で、「1シリーズクーペのMバージョンを開発中」と話した。

BMW M社はBMWの子会社で、現在、『M3』『M6』『X5M』『X6M』の開発を担当している。BWWのMモデルのルーツといえるのが、1976年に誕生した『M1』。当時のグループ4/5で活躍していたポルシェに対抗するべく開発されたミッドシップのスーパーカーだった。

ケイ・セグラー常務によると、1シリーズのMモデルには、偉大なM1の名前は使用されないという。また、発売時期に関しては、「2011年の春ごろになるだろう」と語った。

パワーユニットに関しては、M3が4.0リットルV8であることを考えると、1シリーズクーペのMは、3.0リットル直6ターボのチューニング版を積むと予想される。

BMWは2010年1月のデトロイトモーターショーで、『Z4』の最強グレード、「Sドライブ35i」を発表。直噴3.0リットル直6ツインターボは、エア吸入系やブーストアップなどのチューニングを受け、最大出力 340ps/5800rpm、最大トルク45.9kgm/1400rpmを引き出した。このエンジンが、1シリーズクーペのMに移植されるのだろうか。

いずれにせよ、1シリーズクーペのMは少量生産になる見込み。1985年に登場した初代M3(E30型)のような、コンパクトなMを求める顧客に支持されそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 【エクストレイル AUTECH SPORTS SPEC試乗】エクストレイル史上最高の乗り心地に感動…加茂新
  4. 『フォードGT』生産終了へ、最後のモデルは67台限定のサーキット専用車
  5. フォークリフトや特殊車両向けドリンクホルダー、サンワサプライが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る