横浜ゴムは8日、「環境性能のさらなる向上+人、社会に優しい」をテーマにした新タイヤコンセプト「BluEarth」の第1弾として、乗用車用タイヤ『BluEarth AE-01』を7月1日から国内で順次発売すると発表した。
BluEarth AE-01は「(低燃費タイヤのラべリング制度のころがり抵抗性能)AAの低燃費タイヤをもっと身近に」をテーマに開発した。専用コンパウンドは、基盤技術である「発熱コントロール技術」を進化させ、低燃費性能を追求するとともに「オレンジオイル」や新素材の「低発熱ポリマー」などの配合により、低燃費性能を高めながら高いウェットグリップと耐摩耗性能を追求した。
ころがり抵抗は従来品のエコタイヤ『DNA ECOS』に比べ、さらに24%低減した。専用のトレッドパターンも開発し、エネルギーロスを低減することで低燃費性能を高めるとともに、ウェットグリップと偏摩耗抑制を両立した。
また、「人、社会にやさしい」性能を確保するため、独自の「低燃費シミュレーション」「音圧シミュレーション」を駆使し、高い静粛性と快適な乗心地を確保した。車外へのタイヤノイズ(通過音)も大幅に低減し、周辺環境に配慮している。
発売サイズは215/60R16 95H - 145/80R13 75Sの全20サイズで、価格はオープン価格。