今年のカスタムのトレンド…af impスーパーカーニバルに見る

自動車 ニューモデル モーターショー
スーパーカーニバル2010
スーパーカーニバル2010 全 5 枚 拡大写真

「af impスーパーカーニバル」(6月6 - 7日、大阪市)にエントリーしているクルマたちはどれも、カスタムというくらいだから、個性的なアイデアが盛り込まれている。

[写真5点。サビ、穴、札束]

中にはドレスアップならぬドレスダウン(ドレスアウト)で注目を集めるクルマも。アチコチに錆が出て、穴まで開いているボディに仕立てたVW『ゴルフ2』を発見。

見せ方に工夫して視線を集めるようなアイデアもあった。アウディ『A4』のフロントボトムには札束が積み重ねられ、車高の低さをアピールすると共に、リップスポイラーに視線を誘導させるテクニック。よく見れば100万円札(?)というシャレが効いたディスプレイだ。

自分だけのクルマに仕立てるとしても、見る人に「クール!」と思われるには、やっぱりトレンドは無視出来ない。特にホイールはカスタムの基本でもあり、最終的な仕上がりを決める重要なアイテム。ポリッシュとブラックの塗り分けから始まったバイカラーは、カラーリムの流れと融合して、今や完全にホイールカスタムの主流になっている。

ボディにスワロフスキーでファイティング・ブルを描いたランボルギーニ『ムルシェラゴ』は、ホイールをブラック×レッドで塗り分けると共にリムにもスワロフスキーをちりばめていた。ゴルフ2をカットしたトレーラーを引っ張ってきた「ゴルフ3」は、ボディと同じブラック×オレンジの鮮やかなホイールを履いていた。

VW『シロッコ』が履いていたドイツから初上陸のホイールも、躍動感を感じさせるデザインをポリッシュ×ブラックでさらに印象的なものに。クルマのデザインが空力的にも完成度が極まりつつある現在、ホイールはスタイリングを印象的なものに仕上げる効率的なアイテムと言えそうだ。

《高根英幸》

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