VW、中国に10番目の新工場建設へ

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中国新工場の調印式の様子
中国新工場の調印式の様子 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは9日、中国南部の広東省仏山市に、新工場を建設すると発表した。新工場では、年産30万台を計画している。

新工場はフォルクスワーゲンにとって、中国10番目の生産拠点。すでに同社は、2012年までに約60億ユーロ(約6550億円)を投資して、中国向けの新型車開発や生産設備の増強を行うと宣言していた。

新工場は10年末に着工し、13年の半ばに稼働予定。ボディのプレス工場も備えた完成車の組み立て工場となる。最大生産能力は、年間30万台。約4000人の雇用創出を見込む。

フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「2013〜14年に、中国で現在の2倍に当たる年産300万台体制を目指す」とコメントした。

フォルクスワーゲンの10年1〜5月中国新車販売は、前年同期比48%増の77万8000台。新工場の建設で、中国トップシェアの座を揺るぎないものとする方針だ。

《森脇稔》

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