教習所で学ぶエコドライブ、3年間で2500名が卒業

エコカー 燃費

自動車教習所ファインモータースクールで実施しているエコドライブ教習カリキュラム「楽エコ教習」の卒業生が、スタート3年弱で2500名を突破した。同教習所を運営する臼田が14日明らかにした。

エコドライブは、環境への配慮や燃費の向上だけでなく、スムーズな発進や減速、巡航速度の抑制などにより安全運転にもつながる。楽エコ教習では、節約と安全運転を身につけるためとして新規免許取得者に向けた独自のプログラムを展開している。また、免許既得者向けの講習プログラムも設定し、誰でも無理なく楽しみながらエコドライブを身につけることができるとして好評を得ているようだ。

ファインモータースクールでは2008年11月より楽エコ教習を開始、2011年4月時点で卒業生数が2533名に達した。この間の楽エコ運転によるCO2削減量は157万2993kg、4tトラックで約400台分、杉の木約11万本分の吸収量に相当するという。

同教習所によると、楽エコ教習を受講したドライバーと一般ドライバーの燃費を比較したところ、同一車両でもガソリン1リットル当たりの走行距離に約2kmの差がでたとしている。ガソリン代に換算すると年間3万3210円の節約、楽エコ教習の卒業生2533名による節約金額は8420万0930円にものぼり、エコドライブで節約できた金額をショッピングやレジャーなどに使う事で経済効果にも期待できるとしている。

同教習所では、今後も様々なイベントや情報を発信し、エコドライブの普及、地域社会への貢献を目指す。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る