ジウジアーロデザインのオフィスチェア登場

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OKIのロボット技術、ジウジアーロデザインとのコラボレーションによって生まれたLUCE(ルーチェ)
OKIのロボット技術、ジウジアーロデザインとのコラボレーションによって生まれたLUCE(ルーチェ) 全 7 枚 拡大写真

岡村製作所は14日、沖電気(OKI)、イタリアの工業デザインの名門「ジウジアーロ・デザイン」とコラボレーションし開発したオフィス向け多目的チェア『LUCE(ルーチェ)』のプロトタイプを発表した。同日より米国シカゴで開催される「NeoCon World's Trade Fair 2010」に展示される。

今回発表されたルーチェは、2009年に発表された『Leopard(レオパード)』の着座感の良さ、ソフトな座り心地、立ち座り時のサポート感を踏襲して開発された。

ルーチェは着座から起立までの一連の姿勢変化に、座部と背部をフィットさせる技術を踏襲しており、座面の後部が持ち上がっているフォルムが特徴。OKIのロボットテクノロジーのノウハウを採り入れ、特に着座時に、身体への衝撃を最大限に緩和吸収する「スマートリラクゼーション構造」を採用、身長・体重差に関わらず快適な座り心地を実現した。

デザインは、5月25日にフォールクスワーゲンによる買収が発表されたばかりのイタリアのデザイン会社、イタルデザイン・ジウジアーロによるもの。OKIのロボットレッグ技術を応用したというモダンなデザインは、座面が人の大腿部、背もたれが人の上半身にあたる仕組みとなっており、着座時の高いソフト感とフィット感を実現した。

また、ルーチェは背もたれ部分がメッシュとなっているのも特徴のひとつ。「グラデーションサポートメッシュ」と呼ばれる新技術を採用し、しっかりサポートしたい背のランバー部分はメッシュの織り密度を濃く、柔らかくフィットさせたい部分には織りの密度を広くするよう濃淡をつけた製織がほどこされ、デザイン面でも美しいグラデーションを作り上げた。

ルーチェの国内発表は2010年秋頃。発売は北米、国内ともに2011年春頃を予定しているという。想定価格は680ドル(約6万2000円)。

《宮崎壮人》

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