【高速道路新料金】無料開放区間の通行方法

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国会内で閣議後会見に臨む前原国交相 撮影=中島みなみ
国会内で閣議後会見に臨む前原国交相 撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

国土交通省高速道路課は、無料化社会実験による高速道路の無料開放区間の通行方法について、「無料化の効果把握や実験所要額の精算のため、正確な交通データの収集が必要。従来どおりの方法での通行をお願いする」とした。

無料開放される区間は、距離に応じて料金を徴収する対距離料金制の高速道路と、均一料金の一般有料道路がある。

対距離料金制の道路では、現金利用車は料金所の「一般」レーンで一旦停止。通行券を受け取り「一般レーン」出口で通行券を料金収受員に手渡す。ETC利用車は、通行前にETCカードを車載器に挿入して「専用」レーン、またはETC「混在」レーンを徐行で通行する。

例えば、沖縄県の高速道路は全域で無料だが、そうした場合でも現金利用車は通行券を利用し、ETC利用車はETCカードを車載器に挿入しておくことが必要。カードを挿入したままでも課金はされない。

均一料金区間では、現金利用車は料金所入口での現金のやりとりはないが、「利用証明書」を受け取る。ETC利用車は、ETCカードを車載器に挿入して「専用」レーン、またはETC「混在」レーンを徐行で通行する。

均一料金区間は、八王子バイパス(神奈川県相模原市~東京都八王子市)や八木山バイパス(福岡県糟屋郡篠栗町~同県飯塚市)などで採用されている。

無料開放は2010年6月28日午前0時00分から2011年3月末日まで。

《中島みなみ》

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