BMW 1シリーズ EVは2011年、新開発EVは2013年導入
エコカー
EV

アクティブEは『1シリーズクーペ』をベースとしており、リアアクスル部分にモーター、エンジンルームと燃料タンクの位置にリチウムイオンバッテリーを搭載する。
これにより他の多くのBMW同様、ほぼ50:50の前後重量配分を持つ後輪駆動車というパッケージングを達成している。同じEVの『MINI E』より新世代のモーターとバッテリーを採用したことで、4人乗りの室内と実用的なトランクスペースを備えることにも成功している。
アクティブEはMINI E同様、世界各地の一般ユーザーに提供され、公道を用いた実証実験を行う。BMWではその結果を分析し、次世代モビリティの実現に向けたデータして活用していくという。
メガシティビークルは都市部のユーザーのニーズに応えるべく開発を進めるEVであり、アクティブEに投入された新世代パワートレインを用いるほか、ボディにはカーボンファイバー(CFRP)を多用し軽量化を図る計画で、BMWのサブブランドのもとで量産が開始される予定になっている。
《森口将之》