公開中の映画『RAILWAYS 49歳電車の運転士になった男の物語』で主演をつとめた中井貴一さんらが18日、前原国土交通大臣を国土交通省に表敬訪問した。
本作は、島根県に実在する一畑電車を舞台に、経営に苦戦しながらも地域の暮らしを支える地方鉄道の姿を描いた作品。自身も運転士の経験がある国土交通副大臣の三日月大造氏の推薦と、映画にも協力している「日本民営鉄道協会」の強力により、今回の対面が実現した。
高齢化社会が進む中での鉄道がもつ重要性や、地方経済の活性化など、現在の日本が抱えるテーマについての話題を中心に話が進んだ。中井貴一さんからも「未来の子供たちへ、このような電車を残していってほしい。そういったものを残していくことが、観光促進という面からも地方の活性化につながり、また地方に暮らす様々な方の足を守ることにもつながるはず」と、大臣へメッセージを送った。
また、自身も“撮り鉄”である前原大臣と、鉄道ファンである阿部製作総指揮とが、あまりに熱い“テツ”トークで盛り上がり、主演の中井貴一さんが話題についていけなくなる場面もあった。