【高速道路新料金】社会実験の概算要求、来年度は増額

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来年度の無料化予算増額を会見で話す前原国交相(22日・国交省内で) 撮影=中島みなみ
来年度の無料化予算増額を会見で話す前原国交相(22日・国交省内で) 撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

前原国交相は22日午前の閣議後会見で、来年度の高速道路無料化社会実験の概算要求について、増額する方針を示した。

「2010年度は1000億円の予算を使って社会実験をやっているわけだが、来年度は2010年度以上の概算要求にしていきたいと思っている」(前原国交相)

その理由を以下のように話した。

「私は菅内閣で再任された時に、段階的に原則無料化をおこなうという指示書をいただいた。今回(2010年度)の無料化区間1652kmとすでに無料で供用している部分を含めると6月28日には全体の3割となる。それを段階的に進めていくということになれば、さらに無料区間を増やしていくことは当然」

その一方で、首都高速と阪神高速は無料にしないこと。そのほかの高速道路についても、交通量が多く、無料化すると、よりひどい渋滞を招き、交通や経済にマイナスの効果を及ぼすところについても、同様の判断とすることを繰り返した。

高速道路無料化の最終形を2010年度に出すのか、引き続き社会実験として仮の姿に止めるのかについては「まだ判断していない」とした。

《中島みなみ》

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