都市鉱山47万tを開発---田中貴金属リサイクル1年

自動車 ビジネス 国内マーケット

田中貴金属工業は昨2010年6月23日に、一般消費者に買い取り基準を明示する貴金属ジュエリーリサイクルシステム「RE:TANAKA」(リ・タナカ)を開始した。開始以来10年5月31日までの買い取り実績をまとめ、6月22日に発表した。

田中貴金属工業が約1年間に回収した金の総量は2887.3kg、プラチナの総量は298.6kgにのぼった。鉱山で採掘される鉱石に換算すると、金鉱石約41万t、プラチナ鉱石約6万tに相当する。

ちなみに、商業規模で操業している日本唯一の金山である菱刈鉱山(鹿児島県。運営:住友金属鉱山)は、普通の金山より金の含有率が5倍以上の高品位だが、金の産出量は1年間で約7500kgだ。

RE:TANAKAでは専用の蛍光X線検査装置を導入し、貴金属ジュエリーの成分を鑑定し、貴金属の種類と含有率を短時間で検査できる。専用機器を用いることで鑑定者の主観だけに偏らない鑑定を実現した。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  2. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  3. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  4. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
  5. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る