東芝、フォードへHV用駆動用モーターを供給

自動車 ビジネス 企業動向
2012年発売予定のフュージョン ハイブリッド
2012年発売予定のフュージョン ハイブリッド 全 1 枚 拡大写真

東芝は、米国のフォードモーターが2012年から量産するハイブリッドカー(HV)向けの駆動用モーターを供給すると発表した。

東芝は現在、フォルクスワーゲン(VW)とリチウムイオン電池の開発で提携するなど、自動車事業を強化しており、フォード向けにHV向け量産部品を直接納入するのは初めて。東芝では、これまでハイブリッドシステムメーカー経由で納入してきた駆動用モーターの性能や信頼性の高さが評価され、今回、直接納入の契約を獲得したとしている。

東芝はフォードからの大量受注を受けて駆動用モーターの生産では初となる海外拠点を東芝インターナショナル米国内に新設する。フォード以外の米国で自動車を生産するメーカーへの納入拡大を目指す。

同社は環境車両向けの駆動用モーター市場はグローバルに拡大していくことが予想され、市場規模は2009年度の約500億円から2020年度には約1兆円に成長すると予想している。また、電機メーカーとして築いてきた技術力やノウハウを自動車関連事業に注ぎ込み、2015年度に同事業の売上げを約7000億円に引き上げる計画だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る