GMとマイクロソフト、PHV ボルト の体験ゲームを共同開発

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ボルト
ボルト 全 5 枚 拡大写真

マイクロソフト社の家庭用ゲーム機、『Xbox360』。GMのシボレー部門とマイクロソフトは22日、Xbox360で新型プラグインハイブリッド車、『ボルト』の試乗体験ができるゲームをリリースすると発表した。

これは、シボレーとマイクロソフトがフランスで開幕した「2010カンヌ国際広告フェスティバル」で明らかにしたもの。マイクロソフトが今秋発売するXbox360用のアクセサリー、「Kinect for Xbox 360」を使えば、コントローラーなしでボルトのバーチャル試乗体験ができるという。

新型ボルトは、家庭用コンセントからも充電できるプラグインハイブリッド車。基本はモーターのみで走行し、エンジンは充電専用だ。モーターは最大出力150ps、最大トルク37.7kgmを発生し、最高161km/hまで加速。2次電池は、蓄電容量16kWhのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は一般家庭用の120Vソケットで約8時間、240Vの急速チャージャーで約3時間だ。

フル充電時の最大航続距離は約64km。バッテリー残量が少なくなると、発電専用の1.4リットル直列4気筒エンジンが始動し、ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。その結果、航続可能距離は480km以上まで伸びる。

このボルトの試乗体験ゲームを、シボレーとマイクロソフトが共同開発。マイクロソフトのKinect for Xbox 360は、任天堂の『Wii』のように、コントローラーレスでゲームを楽しむために用意されるアクセサリーだ。シボレーは年内に米国で発売する新型プラグインハイブリッド車、ボルトのPRイベントで、このKinect for Xbox 360を活用。来場者にバーチャル試乗体験をしてもらい、ボルトへの関心を高めていく。

《森脇稔》

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