三菱、EV普及に向けてデンマーク政府と協力

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デンマーク政府とEVの普及に関する覚書を締結(向かって左:三菱益子社長、同右:デンマーク大使のフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン氏)
デンマーク政府とEVの普及に関する覚書を締結(向かって左:三菱益子社長、同右:デンマーク大使のフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン氏) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は24日、在日デンマーク大使館で、同国政府と電気自動車『i-MiEV』の普及に関する覚書(MOU)を締結した、と発表した。

デンマーク政府は今後、2011年以降にi-MiEVを導入し、プロモーション活動を行うとともに、充電設備などのインフラ整備を推進していく。

デンマーク政府は、地球温暖化防止のためのCO2排出量を削減するため、EVの購入に優遇税制を適用するなどしてEVの普及を促進しており、今回、量産EVを市販している三菱にEV普及の協力を要請した。

今回の締結に対し、デンマーク大使のフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン氏は、「本日、三菱自動車とデンマーク政府間でデンマーク国における電気自動車に関するプロジェクトについてMoUを結ぶことが出来ましたことを大変嬉しく思っています。日本とデンマークは環境技術において世界のリーダーであり、電気自動車における連携は両国産業の発展のみならず、地球環境の改善に必ずや貢献出来ると考えております」

「電気自動車における三菱自動車の高い技術力と技術分野におけるデンマークの革新性が融合し、新たなソリューションが生まれることを願っています」と語った。

また、三菱の益子修社長は、「この度、環境先進国のひとつであるデンマーク政府が当社を電気自動車の普及のためのパートナーとして選んでいただいたことを大変嬉しく思います。同国でのより良い環境社会の実現に向け、貢献していきたいと思います」とコメントした。

《レスポンス編集部》

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