【グッドウッド10】トヨタ、WRC復帰か? 歴代マシン勢ぞろい

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
セリカWRC(1993年)
セリカWRC(1993年) 全 3 枚 拡大写真

英国トヨタは25日、7月2〜4日に英国で開催される「2010グッドウッドフェスティバルスピード」の出品内容を明らかにした。今年はWRC(世界ラリー選手権)での栄光を再現した展示に力を入れる。

トヨタは2002年から、グッドウッドフェスティバルオブスピードにエントリー。同フェスティバルは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドで始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。

フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。F1やWRCマシンなどが同一コースを走行するとあって、毎年人気を集めている。

トヨタの今年のメインは、WRCマシン。1983〜86年、WRCグループBで活躍した『セリカ・ツインカム』(TA64型)をはじめ、1993年のWRCグループAで、トヨタに初のマニュファクチャラータイトルをもたらした『セリカ』(ST185型)、1997〜99年のWRCで3勝を上げた「カローラWRC」の3台が、ヒルクライムに出走する予定だ。

また、トヨタパビリオンには、英国初公開の小型FRスポーツ、『FT-86コンセプト』、欧州向けコンパクトの『アイゴ』をリアエンジン化した「アイゴクレイジー」、Gazooレーシングが手を加えた『iQ』、新型『オーリスHSD』などを展示する。

ところで、トヨタは2011年から、スバルWRCの黄金期を支えた英国プロドライブと共同で、WRCに復帰するとの噂がある。今年のグッドウッドにおける歴代WRCマシンの展示は、その予告だろうか。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る