横浜ゴム、タイのタイヤ生産能力を増強へ

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ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ。図右側建屋が第3次拡張後のPC/LTタイヤ工場
ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ。図右側建屋が第3次拡張後のPC/LTタイヤ工場 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、アジアでの自動車需要の回復が本格化してきたことから、タイ子会社のヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイで乗用車・ライトトラック(PC/LT)用タイヤ工場の年間生産能力の第3次拡張を実施する。

同工場の生産能力は現在、年産190万台。第3次拡張で年産140万本増強してタイ工場の生産能力を現在建設を進めている第2次拡張と合わせて早期に400万本まで引き上げる。新ラインは2011年4月からの生産開始する予定で、投資額は97億円。

ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイは、04年1月にラヨーン県に設立し、2005年4月からトラック・バス用タイヤ、06年11月からPC/LT用タイヤの生産を行っている。

PC/LT用タイヤ工場は、年間生産能力140万本でスタートし、07年3月に策定した第2次拡張で2009年度中に260万本まで引き上げる計画だった。しかし08年秋の金融危機で生産能力増強計画を2011年4月に延期した。アジアでの自動車需要が本格化し、PL/LT用タイヤの受注の拡大が見込まれるため、第2次拡張と並行するかっこうで第3次拡張を進め、生産能力を一気に増強する。

《レスポンス編集部》

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