スバル米国新車販売、アウトバックが7割増…6月実績

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アウトバック(日本名:レガシィアウトバック)
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スバルオブアメリカは1日、6月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は2万1601台で、前年同月比は16%増と、13か月連続の前年実績超え。6月単月としては、過去最高セールスを達成した。

車種別で見ると、乗用車系では新型『レガシィ』が引き続き好調。09年5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比76%増の6554台、「レガシィ」(日本名:『レガシィB4』)が1%増の3006台と人気だ。しかし、2011年モデルの発売を控えた『インプレッサ』は、16%減の4259台にとどまった。

ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が6月の新記録となる7607台をセールス。前年同月比は25%増と、5か月連続のプラスとなった。フォレスターはアウトバックを抜いて、2か月連続で米スバルのベストセラーに。デビューから2年以上を経ても、その人気に陰りは見えない。一方、中型SUVの『トライベッカ』は、78%減の175台と不振が続く。

スバルの今年上半期(1‐6月)米国新車販売は、前年同期比35%増の12万5960台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール上級副社長は、「この半年間の販売は過去最高の実績。年間販売新記録の達成も十分に期待できる」と、明るい見通しを伝えている。

《森脇稔》

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