VW米国新車販売、ゴルフ 人気で1割増…6月実績

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フォルクスワーゲンオブアメリカは1日、6月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万1051台で、前年同月比は10.6%増。12か月連続で前年実績を上回った。

順調に売れ行きを伸ばしているのは『ゴルフ』シリーズで、前年同月比119.5%増の2770台をセールス。そのうち、09年12月に追加された『GTI』(『ゴルフGTI』)が、68.3%増の1200台を占めた。

『パサートCC』も6月は2582台を販売し、前年同月比は112.7%増と大幅な増加。SUVの『ティグアン』も人気が高く、84.8%増の1678台を売り上げた。

また、最終限定車をもって生産を終了する『ニュービートル』は、1237台を販売し、前年同月比は15.3%増。『パサート』は21.9%増の1108台をセールスした。クライスラーからOEM供給を受けるミニバン、『ルータン』は27.2%減の1529台と落ち込んだ。

一方、これまで牽引役を果たしてきた『ジェッタセダン』は、前年同月比22.1%減の6569台と、新型発表の影響を受けて2か月連続で減少。ただし、『ジェッタワゴン』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)は26.9%増の2516台と好調だ。

フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズ社長代理は、「12か月連続での前年実績超えは、VWの価値や燃費性能、デザインや走る楽しさが顧客に評価された証」と述べている。

《森脇稔》

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