タタの新車販売、ナノ量産効果で5割増…6月実績

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インドのタタモーターズは1日、6月の新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万7730台。前年同月比は49%増と、高い伸び率を示した。

タタのインドでの主力は商用車で、6月は前年同月比33%の3万4791台を販売。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は、21%増の1万9652台となった。今年度第1四半期(4~6月)の商用車販売は、前年同期比35%増の9万7229台を達成している。

乗用車の6月インド販売は、前年同月比53%増の2万9948台。『インディゴ』シリーズが113%増の7502台を売り上げたほか、超低価格車の『ナノ』が5月に対して倍増の7704台をセールス。『スモー』『サファリ』シリーズも、9%増の3602台と堅調だ。

今年度第1四半期(4~6月)で見ると、乗用車はトータル7万8336台を販売し、前年同期比は55%増。インディゴが139%増の2万1303台、ナノが1万4779台など、人気を博した。

6月の輸出台数は、前年同月比138%増の5128台。今年度第1四半期(4~6月)では、前年同期比134%増の1万2243台を出荷している。

タタモーターズは6月2日、インド・グジャラート州において、ナノの専用工場を稼働。これにより、ナノの年産台数は、従来の約6倍の25万台へ引き上げられた。その効果は6月のナノの販売台数にさっそく表れており、7月以降もセールスを伸ばしそうな勢いだ。

《森脇稔》

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