三菱自動車は、タイの生産子会社ミツビシ・モーターズ(タイランド)での累計生産台数が200万台を達成したと発表した。
タイ子会社は1987年1月に設立し、主にタイ国内市場向けのモデルを生産しているほか、ASEAN域内にピックアップトラックを輸出する主力工場の一つとなっている。現在、第1工場で『ランサー』、『スペースワゴン』、『パジェロスポーツ』、第2工場で『トライトン』(『L200』)を生産している。
累計生産200万台達成記念式典に出席した三菱自動車の益子修社長は「石油危機、アジア通貨危機、世界経済危機など、多くの困難に直面しましたが、タイ政府の適切な指導と揺るぎない支援のもとに、累計生産200万台という偉業を達成することができました」と述べた。
累計200万台の内訳は輸出が62%、タイ国内向けが38%。200万台のうち、174万台はピックアップトラックが占める。