新日鉄、ベトナムに進出---社会インフラ整備が進む

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ベトナム南部のバリアブンタウ省フーミーⅡ工業
ベトナム南部のバリアブンタウ省フーミーⅡ工業 全 1 枚 拡大写真

新日本製鐵は、ベトナムの鉄鋼国営公社ベトナム・スチールと日系の商社などとの合弁で鋼管杭・鋼管矢板工場を新設することで合意した。

新会社は「ニッポン・スチール・パイプ・ベトナム」で資本金は1500万ドル。出資比率は新日鉄が51%、メタルワンが20%、ベトナム・スチールが10%で、住友商事、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業、日鐵商事がそれぞれ4.75%づつ。

ベトナムは官民一体となったインフラ関連プロジェクトも含め、港湾整備、道路・鉄道建設、発電所建設等の大型土木プロジェクトが数多く計画されており、鉄鋼需要の急増が見込まれている。新日鉄ははこうしたマーケット環境を迅速、的確に捉え、日本国内で培ってきた技術・設計提案力をベースに鉄需創出を図りながらベトナムの社会資本整備に貢献していくとしている。

新日鉄が海外に建設用鋼材の生産拠点を設けるのは初となります。当社はこれまで初めて。

《レスポンス編集部》

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