VW ニュービートル 後継車生産へ、メキシコ工場を増強

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2011年より後継車の生産が開始されるニュービートル。現行同様ブランドのアイコンとなるモデルになるという(写真は現行型)
2011年より後継車の生産が開始されるニュービートル。現行同様ブランドのアイコンとなるモデルになるという(写真は現行型) 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは6日、メキシコのプエブラ工場において、拡張工事の完成記念式典を開催。2011年に『ニュービートル』後継車の生産を開始すると発表した。

プエブラ工場の今回の拡張は、米国向けの新型『ジェッタセダン』の生産に備えたもの。フォルクスワーゲンは2018年までに、米国の年間販売台数を100万台へ引き上げる構想を描いており、プエブラ工場は重要な拠点に位置づけられる。

6日に行われた完成記念式典において、同社のヨケム・ハイツマン生産担当取締役は、「2013年までに、プエブラ工場に10億ドル(約886億円)を追加投資する」と宣言。これは、同工場のさらなる拡張を意味する。

追加投資の主な目的が、『ニュービートル』の後継車の生産だ。フォルクスワーゲンによると、ニュービートルの後継車は2011年から生産が始まり、現行型と同様、ブランドのデザインアイコン的モデルになるという。

プエブラ工場は現在、年間52万5000台を生産し、フォルクスワーゲングループで最大規模の工場のひとつとなっている。同工場からラインオフするニュービートル後継車は、どんなモデルになるのだろうか。

《森脇稔》

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