日産の中国合弁、東風日産乗用車は7日、今年上半期(1〜6月)の中国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は33万0700台で、前年同期比は47%増と大幅な伸びを示した。
6月単月では、前年同月比29.9%増の5万8151台をセールス。『ティアナ』や『シルフィ』の好調に加えて、『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)や『エクストレイル』などのSUVシリーズが、初の月販1万台超えを達成。『ティーダ』も人気を集めた。
今年上半期(1〜6月)の中国新車販売は33万0700台となり、前年同期比は47%増。日産のラインナップの約4割が、販売台数を上乗せした。この結果、日産の上半期中国販売ランキングは、ワンランク上昇して4位につけている。
日産は中国沿岸部のみならず、初めてマイカーを購入する顧客層が中心の中国内陸部においても、販売ネットワークを積極的に構築。その効果が、大幅な販売増加につながった。