住江織物が自動車事業を強化、海外売上げを17%に---中期計画を策定

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住江織物は、収益体質の強化とグローバル戦略に重点を置いた中期3か年経営計画「チャレンジ2012」を策定した。

中期経営計画では、コア事業であるインテリア事業と自動車・車両内装資材事業を中心に、新たな機能性商材も含めて、国内外で成長していく。特にマーケットイン視点の事業の検証と適切なタイミングでの事業構造改革を推進し、市場シェアの拡大と適正な収益化を図る。

数値目標は、2013年5月期に売上高820億円、営業利益29億円、経常利益32億円、当期純利益17億円を目指す。このうち、自動車・車両内装事業では2010年5月期に332億円だった売上高を422億円に増やす計画。営業利益も21億円を32億円に増やす方針。

自動車・車両内装事業は日系自動車メーカーの海外シフトに対応してグローバル供給体制を強化する方針で、海外売上げの増収を狙う。特に自動車需要の成長が見込まれるアジア事業を強化する構え。同事業での海外売上高比率は現状12%だが、3年後に17%にまで引き上げる。

《レスポンス編集部》

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