移動防犯カメラ 東京・足立区で稼動

自動車 社会 行政
撮影=中島みなみ
撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

警視庁による「移動防犯カメラ車」の運用が13日から、足立区綾瀬3丁目で始まった。専用車両に積む移動式防犯カメラの運用は全国初の試みだ。

移動防犯カメラ車は、2tのハイブリッド・トラックをベースに、荷室をカメラ操作のために長時間駐在できるよう改造したもの。

車中から上へ伸びる高さ6.7mのポールにメインカメラと1台と2台のドーム型サブカメラを搭載して、車両を中心に360度撮影できるようになっている。

13日から駐在する場所は、東京武道館の近くの公園敷地内。小学校の通学路にもなっていて、JR綾瀬駅にも近い。

車両のフロントガラス下には「移動防犯カメラ車」と書かれ、外観からもそれとわかる。後ろには電光掲示板があり「防犯カメラ作動中」という文字が流れる。

一般に知られてないことに配慮して、カメラ車の近くには、敷地の管理者から移動防犯カメラ車を駐在させることを知らせる告知が掲示されている。隣接するマンションなど住民への配慮だ。

JR綾瀬駅周辺への設置は、8月末日まで続く。その後は、ひったくりや不審火、子供への声かけ事案などが多発する地域に配備される予定だ。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  2. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  3. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産の新型セダンが「コスパ最強」と話題に! モビショーで公開後「リーフの半額!」「どうして日本では…」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る