13日午前8時45分ごろ、広島県呉市内の国道185号で、道路右側の駐車場へ右折進入しようとしていたタクシーと、対向車線を直進してきた原付バイクが衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた35歳の女性が死亡している。
広島県警・広署によると、タクシーは道路右側にある工場の駐車場に右折進入しようとしていた。対向車線側の第1車線を走行してきた原付バイクと衝突した。
バイクは転倒。運転していた同市内に在住する35歳の女性は転倒した際に胸部などを強打。近くの病院に収容されたが、約1時間後に死亡した。タクシーの乗客乗員5人にケガはなかった。
現場は呉市広文化町(N34.13.49.6/E132.36.53.4)付近で、片側3車線の直線区間。当時、対向車線側のクルマはタクシーに進路を譲るために停車していたという。バイクは死角を進行してきたが、警察ではタクシー側の安全確認に怠りがあったものとみている。