ホンダ伊東社長「『安く』は3番目」

自動車 ビジネス 国内マーケット
20日におこなわれた社長会見の様子。良いものを、早く、安く、低炭素がコンセプトだという
20日におこなわれた社長会見の様子。良いものを、早く、安く、低炭素がコンセプトだという 全 2 枚 拡大写真

ホンダの伊東孝紳社長は20日の記者会見で、今後10年の同社の方向性を「良いものを早く、安く、低炭素でお客様にお届けする」というフレーズで示した。

伊東社長はホンダの基本姿勢である「お客様視点」に立ち返り、顧客に喜んでもらえる「商品の提案を続けること」が同社の進む道と指摘した。

「安く」については「社内でも間違える人がいるが、3番目であり、第1に『良いもの』をご提供すること」と語った。「安く」をフレーズに使うことについては、ブランドイメージの点などから社内で「危険だという意見もあった」という。

伊東社長はさらに、「価格をこれまでのように社内の眼で判断するのでなく、お客様の視点からという意味を込めた」と補足した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
  2. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  3. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  4. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
  5. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る