JFEスチール、東京スカイツリーに鋼管8300tを納入

自動車 ビジネス 企業動向

JFEスチールは、東京都墨田区に建設中の「東京スカイツリー」向けに、新開発の高強度円形鋼管「P-400T」、「P-500T」、「P-630T」を総量8300t納入したと発表した。

東京スカイツリーは、超高層の構造を支えるため、地下部から頂上部まで高強度の円形鋼管を使用する。同社の高強度円形鋼板は塔体最下部からアンテナを取付ける頂上部のゲイン塔まで採用された。

東京スカイツリーで使用される高強度鋼管は、外径500~2300mm、管厚19~100mmと幅広いサイズで、塔体最下部には最大サイズの外径2300mm、管厚100mmの鋼管、ゲイン塔部には国内の建築構造物では初めて降伏強度630N/mm2級の超高強度鋼管が使用されている。

P-400T、P-500T、P-630Tは高強度なのに加えて、強度との両立が難しいとされる高い靱性も確保。低い予熱温度での溶接を可能にするなど、溶接施工性を向上することで、高所での溶接作業環境にも配慮した。また、鋼管外径に対する高精度要求に対して、最大サイズでJIS規格鋼管の約3分の1以下の高精度化を達成している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る