三菱 ギャラン フォルティス、最高の衝突安全性評価…IIHS

自動車 テクノロジー 安全
ランサー(ギャランフォルティス)
ランサー(ギャランフォルティス) 全 5 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は22日、三菱『ランサー』(日本名:『ギャラン フォルティス』)を「2010トップセーフティピック」に認定した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも実施。総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。

IIHSが公表したギャラン フォルティスのテスト結果によると、前面衝突では頭、首、胸、足と、すべての部位へのダメージが最小限。各部位がGOOD(優)評価と認められた。

側面衝突では、運転席のダミー人形の足への損傷がMARGINAL(可)となったが、その他はすべての部位へのダメージが少なく、GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しては、前面衝突がGOOD(優)評価、側面衝突がMARGINAL(可)と評価が分かれている。

また、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストは、GOOD(優)。その結果、総合評価は最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックを獲得した。

三菱車のトップセーフティピック認定は、2009年のルーフ強度テスト導入後、初めてとなった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る